大ヒット青春映画の正体は・・・

2012.09.11 Tue

このタイトルでピンと来た方も
いらっしゃると思いますが、

つい先日、
今更ながら、
映画 『那些年
,我們一起追的女孩』
を鑑賞しました。


邦題は、『あの頃、君を追いかけた』。

原題を直訳すると、
「あの頃、僕らが共に追いかけた女性」

と言う感じですかね。


p1117864161.jpg

2011年の台湾映画なのですが、
ホント今更過ぎて、
台湾ブログでネタにするのも
ちょっと恥ずかしいぐらい
・・・それぐらいヒットした映画です。(笑)

大変惜しくも(笑)、
過去の記録(海角七号)を破る事は
できなかったようですが、
興行収入4.6億台湾元(約12億円)を稼ぎだし、
あの、あの、あの『色,戒
(ラスト、コーション)
を抜いて(笑)、
台湾史上3位となる大ヒットを記録。

また、
アジア各地の映画祭でも上映され、
香港、マカオ、マレーシア、シンガポール、
中国大陸、韓国で一般公開されると、
これまた大ヒット!(韓国を除いて?)

私、台湾映画はあまり観ないんですよ。
特に大衆的で大ヒットしたと聞くと、
心がちょっと歪んでいる私としては、
尚更、見る気が失せてしまうもので・・・。(笑)

だから、『海角七号』は
未だに見ていないと言う体たらく!(笑)

そのくせ
『アバター』は観たんですけどね。
しかも映画館で・・・。

・・・ま、そんな事は置いておいて、
では今回、私がなぜ見ようと思ったか。

それは、香港で
べらぼうにヒットしたから!(笑)


香港の興行収入ランキングの
“華語映画部門(香港映画を含む)”において、
それまで6127万香港ドル(約61000万円)で
首位を守っていたのが2004年の香港映画、
周星馳(チャウ・シンチー)監督・主演の
『功夫(カンフーハッスル)』でした。

それを、
台湾映画『あの頃、君を追いかけた』は、
6185
万香港ドル(62000万円)と言う記録で破り、
トップに踊り出ちゃったのですから。

香港映画史上の興行記録を
塗り替えてしまうなんて・・・えーーーーっ!
これは、個人的には大変予想外で、
またちょっとショックでもあり、
とにかくかなりの衝撃を受けたのです。(笑)

香港の某お正月映画なんて、
『あの頃、君を追いかけた』の
ワンシーンをパロディ化!
ちゃっかりストーリーに花を添えていましたよ。(笑)

そこで、
そんなすごい作品なら
一度自分の目で確かめてみなければ・・・
と思った次第。

気になる結果なのですが、
大ヒットを飛ばした
『那些年,我們一起追的女孩』は、
ノッケからまさかの下ネタ万歳・・満載!
青春映画と言う清々しいイメージを覆す
“イマドキの”タッチで描かれた
若い映画でございました。(笑)

イマドキの映画ではなく、
イマドキのタッチで・・と書いたのは、
90
年代の高校・大学時代を回顧した
作品だからです。

なんでも、今回初監督を務めたと言う
“九把刀(ギデンズ・コー)”氏(1978年生まれ)ですが、
実はこの映画の原作者でもあり、
監督ご本人の青春時代のエピソードを元に
描かれているそうな。

九把刀(ギデンズ)氏は、
学生時代にネット作家で有名になったらしく、
わが夫も彼の小説の愛読者だったとか。

そんなこんなもあって、
台湾で90年代に青春時代を過ごした
世代にとっては特に、
何から何まで懐かしくてタマラナイ描写や
小道具が沢山出てくるので、
それが人気を博した要因の一つみたいです。

わが父母が、
『おもひでぽろぽろ』を観て、
懐かしいなぁ〜と思った
ああ言う感じなんでしょうかね。

ジャンルが全然違うけど・・・。(笑)


また、
男性の目線で描かれているだけに、
過去を思い出し、
ハマってしまう男性が多いようで、
夫の同僚なんて、
普段はそう映画館に行かないくせに、
わざわざ2回足を運んだそうです。


それは大袈裟だろう!って
私は内心思ってしまったのですが。(笑)

男として、
それだけシビれるものが
あったのでしょう。

あ、下ネタだけ
強調してしまいましたが、
別にそう言う低俗な映画
と言う意味ではないですよ。

あれはあれで、
あの世代の青春時代には
欠かせない要素なんでしょうし。
あの頃はバカやってたなぁ
子供だったなぁ・・・と言う描写が
後々活きてくるんですよ。

ま、それを感じるまでは、
クスクスと笑いながらも
ポカ〜ンと観ていた私ですが。(笑)

クライマックスになって漸く、
この映画の良さと言うか、
なぜこんなにも多くの人が共感したか、
と言う事が分かったような、
そんな気がしました。

興味を持たれた方は、
ぜひご覧になってみて下さい。



それにしても、

“九把刀(ギデンズ)”監督って、
なんか親しみ易い顔をしているんだよなぁ・・・
と思ったら、
私の高校時代の同級生に
ソックリじゃないか!(笑)


・・・
と言うわけで、
台湾において、歴代興行収入記録を
塗り替える事ができなかった所以は、
やはり下ネタが多すぎるからですかね!(笑)

CM
でキスシーンが入っているくらいで
クレームをつける
保守的な台湾人もいますからね・・・。

こう言うのを見ると、
やはり台湾は極端だなぁって思ったり。(笑)

一方、
香港で記録更新したのを見ると、
やはり香港だなぁって思う私です。
相変わらず笑いには
とっても開放的なようで。(笑)



タグ:映画

COMMENT
私もみてない…(--;)
ノスタルジックな映画なのかな。
この年齢になるとちょっと昔を懐かしむ気持ちは分かります。

DVDがあったら借りてみようかな
Posted by yu-yu at 2012年09月11日

この映画、私の日本の友達もお勧め!って言ってましたが見てません(笑)もちろん海角も見てません(爆)
だって、他に見たいものがいろいろあるじゃないですか!
順番つけてたらたぶん、この先も見ることはないなあ、、、
ごめんなさい、「國片愛好家」の方々、、、
Posted by ゆり@台湾 at 2012年09月12日

 お久しぶりです。かなり以前に何度かコメントさせていただいた呼家楼南と申します。7月までは北京にいましたが、帰任して東京暮らしです。

 さて、この映画、北京にいた時、二回も見ちゃった、ネットだけど(笑)。
 ヒットした要因は書かれた通りで、@作者と同じ時期に青春時代を過ごした人たちが「ああ、あった、あった。懐かしい」と思なアイテムがでてくること、Aこちらは、世代・地域を問わない、普遍的な要因ですが、日常生活では忘れている、高校とか大学時代のいろいろな想い出、特に誰でも一つや二つはある恋の想い出を想起させるからでしょうね。僕も、不覚にも涙が出そうになりました(笑)。
http://ameblo.jp/kotobadehatutaekirenai/page-2.html
 まあ、当然ながら男性からの描き方なので、女性は感じ方が違うかも。


 終わり方はちょっと違うけど、昔映画でテレビドラマになっていた「セカチュー」にテイストは近い感じがします。でも、僕は終わり方も爽やかなこの台湾映画の方が好きですね。
Posted by 呼家楼南 at 2012年09月12日

私も見てないです、この映画も「海角七號」も…。個人的に“青春映画”とか“純愛映画”とかいう触れ込みだとどうも見る気失せちゃうんです…。映画じゃないですけど、前に台湾の方何人かに「我可能不會愛(君)」という台湾の恋愛ドラマがすごく面白かったと薦められて見てみたんですが、私は合わなかった、あのテンポが!あのまったりテンポが〜!!やっぱり“派手なアクション満載!”とか“超ド迫力映画!!”とかじゃないと(笑)…そういえば「セデック・バレ」もまだ見てないなあ…。この映画はぜひ一度見てみたいと思っているんですけれど。
Posted by りゅうきん at 2012年09月12日

我が青春がなくしまった、、、、、ううう、、、泣きたい
私は少しい映画の一部分を見た、自分の若い時の記憶を出てしまった、
若い者がやりたいのこと、あるいは誰に心を奪われた、我がままの行為、
マル或いはバツ、一言で括るはできません、遣り甲斐あれば、将来後悔してもやります。
あくまでも長成の過程ですね^^
Posted by willie_2970 at 2012年09月12日

お久しぶりです♪
これ、私も台湾でDVD買って見ました!
私は共感できる部分も多かったし、
涙もろいのもありボロボロ泣いちゃったりしたのですが、
TV放送で見たうちの人は
「あんなのすぐ作りもんってわかる話や!
 俺の高校時代なんか勉強ばっかりで
 あんな事ひとつもなかったわ〜〜〜!」
とまくしたてられました。泣

Posted by ARIEL  at 2012年09月12日

ベッキーさん、こんにちは〜

まだまだ絶賛日台遠距離中のゲイカップルのLazyです。
コメントはご無沙汰ですが、いつもベッキーさんのブログを楽しく拝見しております。
念願の引っ越しをされたようで、その辺のエピソード気長に楽しみに待ってます^^

引っ越しといえば、嘉義生まれ嘉義育ちの嘉義を愛する我が相棒も、
仕事の関係でこの夏に引っ越しました。場所は大都会(笑)の台南!!
台南といえば、蝦巻に担仔麺にと、台湾屈指の美食の街じゃないですかー。
でかした、我が相棒!!と思ったのですが、引っ越し先は檳榔畑が広がる台南の郊外。。。
「めっちゃど田舎やん。これなら嘉義の方がましだ」と我が相棒に言ったら
どや顔で「そうだろう。だから嘉義が一番なんだよ♪」との返しが・・・。^^;

さて、記事の映画 『那些年,我們一起追的女孩』ですが、
いつだったか台湾行きの飛行機で観ました。
ぶっちゃけ、映画の内容よりも、主演の柯震東にやられました^^
かっ、かわええ 劇中で坊主頭になったところなんかそりゃ〜もう
(すみません、ソッチ目線で^^;)

松山空港についたら、そのままCD屋へ直行。
写真集付きのCDを買いあさりました。
CD?もちろん一度も聴いてません。言葉わからないし、歌なんかどうでもよし(爆)
「本当に、こんなかわいい子が台湾人なのか?」
「台湾のどこに行けば、あんな子がいるんだ?」等、
訪台中に何度も言ってたら、相棒さんに軽くキレられました(爆)


『海角七号』はヒロインの演技力に目をつぶれば
フツ―に心温まる良い映画ですよ。
Posted by Lazy at 2012年09月13日

★yu-yuさんへ

青春ラブコメディがお好きな方には、
楽しめる作品だと思いますよ。

ノスタルジック・・・と言う言葉は
あまり似合わないような気もしますけどね、
この映画に関しては!(笑)
過去の話と言っても、そんなに古いわけではないので、
アイテムや町並みがレトロ・・と言うわけでもないですしね。^_^;
Posted by Becky at 2012年09月15日

★ゆり@台湾さんへ

>だって、他に見たいものがいろいろあるじゃないですか!
ゴモットモでございます!!(笑)
私も、香港を抜いたと言うから「何だとぉ〜?」と気になっていただけで!(笑)
最終的に見る事になったのは、夫がどうしても見ようと言ったからで・・・。(笑)
別に見なくても、損するような映画ではないと思います!^^

P.S. 今週末、久々に映画館へ行く予定です!
お目当ては勿論・・・。^^
Posted by Becky at 2012年09月15日

★呼家楼南さんへ

お〜お久しぶりでございます。
嬉しいです。^^

やはり男性には人気があるんですねぇ。
私も、最後は涙が出そうになりましたよ!堪えましたけどね。(笑)
この手の映画で泣くものか〜って。^^
私の青春時代にはあまり当てはまる事がなかったからか?
「あ〜懐かしい」とか、「あるある」と言う事はなかったのですが、
「あ〜そういう子いるなぁ」と言う意味で共感できる部分はありました。
全体的にとてもステキな映画だと思います。^^

>セカチュー
実はこの作品、未見なんですよね。(゚▽゚*)
Posted by Becky at 2012年09月15日

★りゅうきんさんへ

>「我可能不會愛你」
私もこのドラマは・・・。^^;
ハッキリ言ってしまうと、台湾ドラマはどれも、
私はそんなに好んでは見ませんね。

>「セデック・バレ」
私も未見です。製作段階ではとても楽しみにしていたのですが、
予告見たら「あれ?なんか思っていたのと違うなぁ・・・」と
夫婦揃ってそう思ってしまい・・・。

>“派手なアクション満載!”とか“超ド迫力映画!!”
超ド迫力ではないかもしれませんが、ハラハラする映画でしたら、
洋画が殆どになっちゃいますが(笑)、今年見た映画でよかったのは、
デンジャラス・ラン、崖っぷちの男、ハングリー・ラビット、
竊聽風雲1&2、ザ・クリーナー 消された殺人・・・。
アクション映画なら、『ザ・レイド: リデンプション(全面突襲)』ですね。
http://youtu.be/XDm6Se6NzmA
Posted by Becky at 2012年09月15日

★willie_小川さんへ

この監督さんは、
今でも後悔していて忘れられない思い出があったからこそ、
この映画を撮ったらしいですね。
撮影中、思わず涙を流す事もあったらしいですよ。^^
だから、若い人には、これを見て皆後悔しないように!
と言うメッセージが込められているんだと思います。
Posted by Becky at 2012年09月15日

★ARIELさんへ

ご無沙汰しております。
偶にはエンタメネタも書いてみるものですね。
こうして懐かしい読者さんがコメントして下さるわけですから。^^

あ、もうTVでも放送されているんですね。
知りませんでした。^^;
>「あんなのすぐ作りもんってわかる話や!・・・
あらあら・・・。あの映画のメーキングを見れば、
作り話ではない事が分かると思うんですけどねぇ。^^
それだけ悔しかったのでしょうかね?
すごい進学校で真面目な青春時代をお過ごしたのでしょう。
わが夫曰く、「ああいう下品な事はした事ないと言ってましたが、
あれくらい誇張でも何でもないよ!もっとバカな事をやっている所もある」
と申しておりました。(笑) 
因みに私は、あの監督なら、ああいう青春時代も「あり得るなぁ」
って思っちゃいました。(笑)
Posted by Becky at 2012年09月15日

★Lazyさんへ

お久しぶりです。
引越しエピソード、ついつい忘れがちなのですが、
思い出し次第、ちょこちょこ書いて行こうと思います。^^

>「めっちゃど田舎やん。これなら嘉義の方がましだ」と我が相棒に言ったら
>どや顔で「そうだろう。だから嘉義が一番なんだよ♪」との返しが・・・。^^;
素晴らしいユーモアセンス!好きですよ、そう言うジョーク。^^

>映画の内容よりも、主演の柯震東にやられました^^
そう言う方も、結構いらっしゃるでしょうね。
確かにカワイイですよね。母性本能をくすぐられるタイプと言うか。
これからが楽しみな俳優さんですよね!

>「本当に、こんなかわいい子が台湾人なのか?」
台湾には、かわいい男性イッパイいると思いますよ!(笑)

>『海角七号』はヒロインの演技力に目をつぶれば
>フツ―に心温まる良い映画ですよ。
やっぱり・・・そこ、そこなんですよね、私が見ない理由は!(爆)
Posted by Becky at 2012年09月15日

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