目くそ鼻くそを笑う

2013.12.06 Fri

ある日の『ブルーサンデー』での一幕。

夕食のおかずの一品に、
“苦瓜”こと、ゴーヤを使った料理が
出されました。

因みに、緑ゴーヤではなく、
白ゴーヤの方です。

台湾にも緑ゴーヤはあるのですが、
わが台湾家族はどうも、
白ゴーヤの方がお好きなのか、
食卓に上るのはキマッテ、
白ゴーヤばかりと言う・・・。

・・・ま、それはどーでもいいのですが。

その日、その白ゴーヤ料理を巡り、
複数の輩から集中攻撃を受ける
可哀相な者が一名おりました。

その被害者とは、
今年?中学生になったばかりの
甥っ子君です。

私がこれまで観察した限りでは、
好き嫌いなく何でも食べているし、
私の子供の時に比べたら、
ずっとお利口さんな甥っ子君なのですが、
そんな彼が唯一?苦手なのが、
“ゴーヤ”らしいのです。

すると、それを知った複数の輩たち、
すなわち、小姑たち(甥っ子君の両親を除く)がですね、
集団で彼を攻撃するわけなのです。

例えば、無理矢理ゴーヤを
彼のお茶碗の中に放り込んだり!

それも何度も・・・。

傍から見ていると、なんだか
子供同士のケンカみたいでした。(笑)

その他の主な攻撃は、
言葉によるものなのですが・・・
これがまぁうるさいのなんのって。

「まだまだお子ちゃまねぇ。
中学生にもなって、
ゴーヤも食べられないなんて
あー恥ずかしい」


とか。

「ゴーヤも食べられないから、
あんたはいつまで経っても
大きくなれないのよ!」


とか言った根も葉もない論理で、
大の大人が寄ってたかって
一人の弱者を責めまくるわけです

「あーあ、ミットモナイ!
“一人前の男”が、
ゴーヤも食べられないなんて
笑っちゃうね!」


とか言う方もいらっしゃいましたよ。
力男さんって仰るんですが。

中学生になったばかりの、
見た目にもまだまだ初々しい子供捕まえて、
“一人前の男”って言うのもどうなんでしょうね。
ムリがあり過ぎる気がするのは、
私だけでしょうか!(笑)

また、そう言う事を言う人に限って、
都合が悪くなると、「半人前のクセに・・・」
とか言うような・・・。


もう一度申しますが、
甥っ子君は、私が見ている限りでは、
ブロッコリーだって、カリフラワーだって、
キャベツだって、にんじんだって、
子供には苦いピーマンだって、
渋みやクセのある菜っ葉類だって、
何でもパクパク食べるんですよ!

それではまだ不十分なのでしょうか・・・。

ま、半分冗談のノリと言うか、
面白がって騒ぎ立てていただけなのでしょうけど、
甥っ子君が本気で嫌がっていたのを見ると、
ちょっと哀れでなりませんでした。

抵抗する甥っ子君に対して、
食べるまで“口撃”を止めないのですから!
しつこいんですよ、これが!

甥っ子君も最後には諦めたのか、
勇気を出して一口だけ食べたのですが、
小姑たちは誉める所か、
それでもまだ満足しないらしく・・・。

「一口食べたじゃないか!
僕は、ゴーヤだけはダメなんだよぉ・・・
もう勘弁してよー!お願いだからぁ!」
と嘆く甥っ子君に対して、

「何よ、そんな一口食べたぐらいで、
食べた内に入らないわよ!」

と、言い返すと、またしても強引に
ゴーヤをお茶碗に入れようとする
義姉なのでした。

少しぐらい誉めてあげたって
いいと思うのですが・・・。

しかも、わが台湾家族の料理は、
具が大きい事で有名です。(笑)
ゴーヤ一つにしても、
そもそも一口では食べられない
大きさでして・・・。

一切れと言うより、
一塊ですね。

日本だと、薄くスライスしたりして
炒めると思うのですが、
台湾では炒める他に、スープに入れたり、
煮込んだりするんですよね。

その日も、
ぶつ切りにした肉厚の白ゴーヤを、
クタクタになるまで煮ていました。
まさに、おでんの大根のような!

※台湾の『関東煮』こと“日式おでん”には、
ゴーヤも普通に入っていますしね。
わが台湾家族のソレほど肉厚ではありませんが。(笑)


ただ、それって、ゴーヤ初心者には、
ハードルが高過ぎる
と思うんですよね!

これは、わが台湾家族に限っての事
なのかもしれませんが、
他の食材や調味料で味を紛らわせるとか、
食べ易く細かく刻むとかして姿を隠してしまうとか、
少しでも苦味を取り除くとか、
苦手な野菜を克服させるための工夫を、
彼らは全くしない
みたいなのです。

それに、そもそもゴーヤって、
大人にとっても苦いものじゃないんですかね。
「ゴーヤのどこが苦いの?お子ちゃまね」とか
小姑は言ってましたが・・・。

ゴーヤが好きな私でも、
ゴーヤは苦いものだと認識していますよ。
でも、あの苦味がオイシイ!
そう言う野菜じゃないんですかね、ゴーヤって。
春の山菜みたいに。


だから、その手の野菜は、
子供の内は美味しさが分からなくても、
別に何ら問題はなく、
強引に食べさせる必要は無いのでは?
と私は思ってしまうのですが・・・。

それに例え将来克服できなかったとしても、
誰でも一つや二つ嫌いな野菜があるものだし。

そう言えばですね、
わが小姑たち、義姉5人たちは
全員そろいも揃って、
茄子が嫌いで食べられないらしい
ですよ!

だから、ブルーサンデーでは、
茄子料理が食卓に上った事が
一度も無いのであります。

●くそ●くそを笑うとは
よく言いますが、
まずは貴女方が、
茄子を克服してから言いたまえ!」

と思う今日この頃なのであります。


COMMENT
そんな状況、私も夫の家に(台湾)帰った時に見ます!笑。本当、なんでもかんでも人のお茶碗に投げ込んできてその人に勧めると不要っ!とか思いっきり言われたりしますよねー。。
Posted by なこなこ at 2013年12月10日

★なこなこさんへ

>人に勧めると不要っ!とか思いっきり言われたり

あー分かります、それ!
お茶碗に限らずとも、ありますよね。
人にはあれこれ親切通り越して強引に勧めるクセに、
こちらが同じように勧めようとすると、
かなり冷淡にアッサリ断わられると言う・・・。(笑)
おせっかい焼くのが好きなんでしょうね。
Posted by Beky at 2013年12月10日

ハハハ!!
甥っ子くんが『うるせー!』とテーブルひっくり返したりグレずに大きくなっていってくれることを祈るばかりですね(笑)

Posted by おにおに at 2013年12月12日

★おにおにさんへ

そうなんですよー!心配ですよね。(笑)
いつもボロクソ言われてますからね、
大きくなってから仕返しされたりして・・・?
甥っ子君に恨まれないよう私も気をつけなければ!(笑)
Posted by Beky at 2013年12月13日

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